株式会社 奥山建設

埼玉で建てる木の家の注文住宅
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住まいのコラム

vol.011庭のある暮らしに憧れて

木々の芽吹きが待ち遠しい季節になりました。
昨年の4月に生を授かった息子も無事1歳を迎えることができました。長女はこの春から中学生、長男は小学校6年生となり最高学年としての責任を感じているようです。

 

平成24年の社長就任より早いもので5年の月日が経ちました。若輩がここまでやってこられたのは、皆様のご厚意とご支援あってのことだと深く感謝を申し上げます。
5月より奥山建設の新しい期が始まります。今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

家と庭併せて家庭

庭のある暮らしに憧れて、自邸「吉見の家」では雑木の庭をつくりました。今では樹種も緑量もずいぶんと増えました。羽を休めにくる小鳥のさえずりを耳にすると、自然に囲まれている雰囲気が感じられ憧れていた住まいの在り方に近づいていることを実感します。まだまだ未完成の庭ですが、成長していく様子を楽しみながら剪定や草取りに努めております。住まいを彩る庭づくりにご関心がありましたら、ぜひ遊びにいらして下さい。

 

写真:吉見の家

新築工事の際に、庭づくりのお手伝いをさせていただく機会が増えてきました。
先日庭づくりをご一緒させていただいた奥様より
「家づくりよりも庭づくりの方が、見ていてワクワクします」
と、嬉しいような寂しいようなお言葉をいただきました。
家と庭を併せて「家庭」と読みます。僕たちは家づくり屋さんから、家庭づくりをお手伝いする企業へと変化しつつあるのだと感じています。そういった意味では、家庭づくりを楽しんでいただけるのは何よりと思います。

 

写真:夏の味覚ジューンベリー。食べられる庭は楽しい。

身の丈にあった庭の在り方について

美しい庭があるということは、暮しの豊かさを高めてくれる一つの要因だといえます。また、新建材や工業製品でしつらえられた街並みは情緒に乏しいと感じます。そこに植物が共存することで街並みとしての心地良さが生まれるのではないでしょうか。
皆様の家づくりをお手伝いする工務店として、暮しの質と街並みの質を高める工夫として、現代社会における庭の在り方をご提案できたら良いと考えています。

 

写真:
右/街へ緑のお裾分け。約1畳の広さの植込み。
左上/ブルーベリーの収穫。下/息子さんと一緒に下草を植え込み。

草木は生き物なので手入れを怠ると枯れがでたり、形が乱れたり美観を損なうことも起こります。ご家族のライフスタイルによって、身の丈にあったボリュームと管理方法を併せて検討することが求められています。
たくさんの植物を植えるのではなく、効果的な場所に上手に植えることです。例えば、ピクチャーウィンドウを設けその外に植栽を行う。そうすることで人の視線は誘導され、空間に広がりを与えてくれます。
植栽を行うことで、窓から見える景色はぐんと魅力的になります。四季折々の彩りを自宅の窓から眺められたら素敵だと思いませんか。

 

写真:お庭をリビングに取込んで。

家で過ごす時間を大切にしたいご家族様へ

花が咲き、香り

新緑が春を知らせてくれる

力強い緑色の葉が、夏の日差しを木漏れ日に変えてくれる

美しい紅葉と可愛らしい秋の実り

落葉し冬の訪れ

 

毎年変わらぬ自然の営みは、セカセカと生きている僕たち現代人に少しだけゆったりとした時間の流れを思い出させてくれるようです。

 

写真:ナツハゼの木陰。

一緒に草花を植えていると皆さん活き活きとした表情で、一生懸命に作業しておられます。都市からは土が減り、日常的に土に触れる機会はほとんどありません。だからこそ庭仕事が心をリラックスさせてくれるのでしょう。
自分の手で植えた植物の姿は、生活の一瞬に彩りと潤いを与えてくれます。成長する様子を観察しながら、一緒に土いじりをしたことを思い出していただけたら嬉しいです。

 

写真:
右/窓辺でお昼寝。窓の外にはヤマボウシの葉が揺らめく。
左/土仕事をされるU様ご夫婦。

奥山建設はこれまでも、心地よく生活していただける場を目指し、家のかたちや造り方を模索してきました。断熱性能や気密性能、耐久性能や耐震性能にこだわりを持ち、住まいづくりのお手伝いをして参りました。
今、四季を感じられる仕掛けにこだわることは、心地よく生活していただきたいという想いに重なります。
暮らしのなかに、自然を愛でる心のゆとりが生まれる、そのきっかけ作りをして行こうと思っています。

 

写真:庭とつながるリビング
窓は、気密性が高く結露しにくい「ペアガラス樹脂サッシ」。

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