1階から2階へと屋根が連続する大屋根タイプのお住まいです。大きな吹き抜けが各階をつなぎダイナミックな空間を演出しています。柱梁の組み方で水平面の強度を高めるよう工夫し、安心して暮らして頂けるよう設計致しました。吹抜けの持つ、寒さへの不安に対しては断熱性能と気密性能とを高めることで、耐震性への不安に対しては構造計画の工夫で応じています。
ほっとできる、心地いい木の家をめざし、じっくりとプランを練りました。
「健康に暮らせる」ために、そして「安心して長く住みつづけれられる」ために、完成すると見えなくなる部分にもこだわっています。
【三芳の家 基本仕様】
長期優良住宅の認定を受けた住宅です。
基礎:高耐久性基礎を目指し、外周部基礎巾180㎜、主筋径16㎜、生コンクリート呼び強度30N/m㎡。
土台:紀州桧芯持ち材50年生を採用。(D1特定樹種のためシロアリ消毒無し)
柱:紀州桧芯持ち50年生を採用。(D1特定樹種のためシロアリ消毒無し)
梁:米松ドライビーム、紀州杉を採用。
断熱材:ネオマフォーム100㎜(熱貫流率0.020w/㎡K)を屋根、壁、床に採用。
窓:アルゴンガス入りペアガラス樹脂サッシを採用。
【紀州材について】
紀州の山で育てられた木々は、美しい木肌と年輪の詰まった良い材木となるよう丁寧に管理されています。木の特性を良く知った職人の手で伐採・製材・加工され現場へ届けられています。無垢材の割れや捻じれといった不安定性を最小限におさえるために、一本一本、人の目と機械の目で検査検品しています。
【耐震等級について】
全棟、耐震等級3を標準仕様としています。主要な柱(構造グリッド)を決め耐力壁を含め上下階で連続させる等、建築基準法+アルファの工夫をしています。
【金物工法について】
美しい木目の柱梁を化粧材として採用するうえで、接合部分の補強金物をスッキリと納める方法として採用しています。耐震面でも木材の断面欠損を最小限に抑えられ、木の家の安全性や耐久性を高める工法だと考えられます。
【三芳の家 省エネルギー性能】
外皮の平均熱貫流率(UA値):算定値0.43(W/m2K)/基準値0.87(W/m2K)
冷房期の平均日射熱取得率(ηA値):算定値2.2/基準値3
「三芳の家」 新築工事の様子はこちらから
https://www.facebook.com/okuyamastyle
日時 | 2017年2月5日(日) |
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ところ | 埼玉県三芳町 |
お申込み | ご予約制です。事前にお申し込みをお願い致します。(株)奥山建設 TEL 049-262-2239 |